J-フォースカヤック & 新年のご挨拶

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新年あけましておめでとうございます。

昨年の皆様の暖かいサポートに心より感謝申し上げます。

今年もよろしくご愛顧くださいますようお願い致します。

 

2014年は、J-フォースカヤックの新シリーズと共に心機一転スタートできることを大変嬉しく思っております。


J-フォースカヤックのシリーズには、本場オーストラリアのデザインでOEM艇として作られるDuo 410、Angler410、Angler270と、完全に日本でデザインされ、日本人の手により、日本で作られるドリームカヤックのEvolution 370があります。


新しいシリーズについては、どのようなカヤックがいいのか大いに悩みました。軽くて人気のABS樹脂素材のカヤックメーカーからのアプローチもありましたが、ABS樹脂にはローインパクトのものとハイインパクトのものがあり、手頃な価格のローインパクトのものは既に海外では問題が起きていることがわかりました。また、ハイインパクトのものは高価になりすぎ一般的ではないことから、やはり取扱いが簡単で、丈夫でめったに壊れることがないリニアポリエチレン製を選びました。


でも、やっぱり個人に合わせてオリジナルで作ることができるカヤックにも魅力があります。それも今までの経験を生かして、日本のパドラー、日本のカヤックフィッシャーマンの意見を取り入れ、日本人の手によって作られる完全にメイドインジャパンのドリームカヤックができたら最高ですよね。そして、2014年はそんな想いも実現します!それが、Evolution 370です。Evolution 370は、造形アーティストにしてルアーメーカー、自らがカヤックフィッシャーマンですごい釣果をあげているTapp Craftの丸山達平氏が造るFRP製のカヤックです。一人一人と向かい合ってご要望を伺い、まずは1/10のカヤックのミニモデルを作ってから本格的な製作に入るという究極のドリームカヤックです。Evolution 370は、今春デビュー予定です。


Duo410、Angler410、Angler270の製造は、スポーツ用品の製造大国である台湾に製造拠点のみを移したオーストラリアの会社に依頼しました。すでにオーストラリアはもちろん、アメリカ、ヨーロッパ、ニュージーランドにもOEM艇として数多くが輸出され、高い評判を得ているカヤックメーカーが作っています。昨年は、弊社プロスタッフでプロの釣り師である田沢晃氏、カヤックに造詣の深い池田氏とともに3人で台湾に飛び、オーストラリアから来たOEMの会社の社長と合流、現地でのテスト試乗をしてモデルを決めました。製造工場も見学しましたが、それは素晴らしいもので、スコットランドのエジンバラ大学で回転形成技術の博士号を取得した人が監督をしています。ポリエチレン製のカヤックは回転形成で作られるのです。予想以上に高品質なカヤックの出来上がりだったのも、なるほどと頷けました。これなら、製造拠点を台湾に移すわけです。そして、世界中に輸出する拠点としては、地理的に南半球のオーストラリアより台湾がいいという話も合点がいきました。

ただ、一つだけ気になることがありました。それは、カヤック本体の品質は素晴らしいですが、艤装はどうか、ということです。そこで、カヤックは裸のまま本体を輸入し、艤装は日本で、日本人の手で行うことに決めました。Duo410、Angler410、Angler270は、アセンブル イン ジャパンのカヤックです。


ちょっと長い説明になってしまいました。また、すでにご予約をいただき、昨年からお待ちいただいている皆様には、販売が遅れていますことをお詫び申しあげます。これからは、順次J-フォースカヤックの情報をお伝えしていきます。


2014年は、初めての方のカヤックレッスンや試乗会、楽しいイベントの数々を全国各地で計画しています。皆様にパドルスポーツの楽しさをお伝えしたいと張り切っています。どうぞお楽しみに!


J-フォースカヤック

代表 グレアム セイヤ

(J-フォースカヤック式会社)

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2014年01月01日

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